ShinMakita

ロサンゼルスのShinMakitaのレビュー・感想・評価

ロサンゼルス(1982年製作の映画)
2.0
☆mixi過去レビュー転載計画(続編映画編)
…ここ10年で購入・視聴したDVD.Blu-rayのレビューです。



傑作ビジランテ映画「狼よさらば」を観ていることが前提で…


〈story〉
NY在住の建築設計技師ポール・カージーが、留守中チンピラに自宅を襲撃された。結果、妻ジョアンナが死亡。愛娘キャロルは暴行を受け、精神を病んでしまった。怒りに燃えたカージーは、独り自警団「アマチュア刑事」へと変身。32口径リボルバーを手に街のクズどもを次々とブチ殺していく。アマチュア刑事逮捕に全力を注ぐ市警警視オチョアは、その正体がカージーであることを掴むも、彼の出現で犯罪件数が激減したことを喜ぶ上層部に命じられ、カージーを見逃すのだった…



そして数年後。「ニューヨーク出禁」という超軽い罪だけで済んだカージーは、ロサンゼルスに住んでいた。施設に入っていたキャロルにも次第に回復の兆しが見え始め、カージー自身もジェリーという女子アナの恋人もできた。ようやく幸せを取り戻したかのように思えた矢先、チンピラ集団に目をつけられ、一時退院したキャロルを誘拐されてしまう。チンピラどもはキャロルをレイプし、結局死なせてしまった。またもカージーは怒りに震え、拳銃を手に夜のストリートに溶けこんでいく。キャロルをさらった連中を一人また一人と射殺していくカージー。ロス市警は、手口から数年前にニューヨークで起きたアマチュア刑事事件を思い出し、ニューヨークのオチョア警視に捜査協力を依頼するが…



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前半、家政婦ロザリオのレイプシーンの凄まじさに驚きました。これ製作は1982年ですが、間違いなく今ではR15ですよ。いや、18禁でもおかしくないな。キャロルのレイプシーンも、観客に傍観の罪悪感を抱かせるようなイヤーな感じ。「その男凶暴につき」の川上麻衣子レイプシーンを思い出したなぁ。

そんなヘビーな描写と展開のなか、ちゃっかりジル・アイアランドとイチャついてるのがブロンソン映画らしいところ。てっきり彼女も殺されて復讐するかと思いきや、意外な別れを迎えるってのがナイス。
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