KingKazukiManji

ロサンゼルスのKingKazukiManjiのレビュー・感想・評価

ロサンゼルス(1982年製作の映画)
1.0
ブロンソンが如何にカッコよくても低俗な作品であることは変わらなかった。キャノン・フィルムズもとい、80年代のハリウッドが生んだ負の遺産。

このシリーズを始めてみた時は中学生の頃で、ただただブロンソンがカッコよかった。ただマイナーなシリーズで、レンタル店にはなく、BSの放送で奇跡的にスーパーマグナムを観たことがあった程度だった。それがなんの因果か久しぶりにゲオに行ったらあったのだ。そんなこんなで久しぶりにこのシリーズを見たのだが、最悪の一言に尽きた。

冒頭のシーンがまぁ強烈でトラウマ間違いなしというレベルでドン引き。これが一般大衆に受け入れられていたというのが信じられないようなシリーズであるが、現に5作も作られていたのだから、そういうことであろう。当時のアメリカに受け入れられていたということは、当時如何に治安が悪くて、自警主義がアメリカにとって受け入れられていた考え方だということがわかる作品ではあった。ボウリングフォーコロンバインでムーアが語ったことの証明にはなるだろう。

中学生の頃、キャノンフィルムズが大好きであったが、本作はキャノンフィルムズの汚点である。
KingKazukiManji

KingKazukiManji