カラーで描かれるこの横浜の世界観もまた最高だった。モノクロも良かったけど、カラーもカラーで凄く良かったな。
このシリーズは、登場人物のほとんどが社会からのハミ出しもので、それでも一生懸命に生きている>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かったな。リバイバル上映している時に観れなかったことが後悔でしかない。
イマイチ格好がつかない主人公というのも、感情移入がしやすく、簡単に心を掴まされた。
林海象による演出のクセが>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった。カラオケ映画というよく分からないジャンルでここまで笑わされて、感動させられるとは思ってもいなかった。
カラオケあるあるみたいな、日本人だから共感できて、楽しめるコンテンツを映>>続きを読む
めちゃくちゃ淡々としていて、ルドルフ・ヘスの家族を中心とする関心領域における日常の退屈さに物語としての面白さは皆無であり、面白くはなかった。
しかしながら、演出が独特であるが達者で、とても興味深く、>>続きを読む
もうまずは、サイバーパンク的な中世ヨーロッパという最高にアガる世界観に心を奪われた。
王道なストーリーで、目新しさはなく、先の展開も多少なりとも読めてくる所もあったが、それでもマジョリティに立ち向か>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった。
今年観た映画の中で1番の傑作だった。
本作がまさかの初監督作品というコード・ジェファーソンの、そのかっこたる才能と手腕は賞賛に値するものであった。
コメディ映画の皮を被>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった。巧みな構成と脚本は素晴らしい以外の何ものでもなく、152分という長さを感じる暇もなく、物語に没入できた。
ただの法廷スリラーとして終わるのでなく、母国語の違う夫婦間での軋轢や>>続きを読む
テーマはとても興味深く、物語とエリセを実際に重ねながら、老いるということについて色々考えさせられる作品だった。映画の崇高さに気付かされる、映画という人生からは逃げられないのだ。
テーマ的な面白さはあ>>続きを読む
綺麗に纏まっていたし、なかなか面白かったが、アクションが地味で、物足りなさもあった。
流石の特殊効果のクオリティは高かったが、SSUに8千万ドルの制作費を使うスタジオのやり方は見直さないと、ファンを>>続きを読む
いわゆるヒッピーとは一線を画すのだけど、また違った社会不適合者というか、普通の道を歩めなかった男たちの友情物語はアツかった。
確かに途中ダレたのは否めなかったけど、性格も、年齢も、出自も違う男たちの>>続きを読む
純粋なアクション映画は久々に観るけど、韓国国内だけで興行収入100億を超えてるだけあって、ほんとに最高だった。
スタローンやセガールみたいに、マ・ドンソクの安心感がエグすぎて、観ていて気持ちがいい。>>続きを読む
評判なだけあってかなりの傑作だった。
鬼太郎読んだことも見たこともなかったのだけど、物凄く面白かった。まぁでも思ってたんとは違った。
愚かな人間たちの業を正面から描いただけではなく、終戦後の国の在>>続きを読む
期待通り素晴らしい出来栄えの作品で、ロッテントマトにおけるガイ・リッチー史上最高の点数なのも頷けた。
北海道ロケは素晴らしく、美術や衣装、CGのレベルの高さには驚かされた。しかしながら映画と言うにはあまりにも単調で、ドラマを見ている気分だった。正直続きは気になるけど、わざわざ実写で観たいというほどでは>>続きを読む
生前のアインシュタインの言葉しか使ってないという拘った作りにリスペクトを感じてよかった。
アインシュタイン役の俳優が物凄く本人と似ていて驚かされた。
確かにアインシュタインのことを知っている人から>>続きを読む
ヨルゴス・ランティモス作品があんまり合わないと思っていたのだが、思いのほか退屈はしなかった。ただ面白かったかというと微妙で、作り込みは素晴らしかったが、のめり込む程面白くはなかった。なんかベラのように>>続きを読む
つまらなくもなかったけど、そんなに面白くもなかった。個人的にジョン・グレイが合わないのかもしれない。アクションシーンには相変わらず度肝を抜かされた。特に冒頭のヘリコプターと山岳シーンのアクションは、ス>>続きを読む
趣旨はとても興味深かったが、いかんせん苦手なタイプの作品だった。なんか美しいのにグロいのがホントに無理で、何度か気持ち悪くなった。
作り込みが素晴らしかった。
戦争シーンは圧巻でよかった。
若年期を描いてなかったので、ナポレオンの人物描写は少し浅かったという印象だった。
劇場版ということで、かなりダイジェストで進行するのだけ>>続きを読む
哀れなるものたちって本作に付けるべきだろっていうような滑稽な人間ドラマだった。登場人物誰にも救いがなく、哀れなのがよかった。
ヨルゴス・ランティモス作品自体初見だったのだけど、彼は世界観の作り込みが>>続きを読む
ファンとしては最高の一言に尽きた。
とにかく作画クオリティが高すぎた。もうSEED見て育ってアニメーターになって、それからFREEDOMに関わるっていうのが熱すぎる。だから観ていて、ものすごくスタッ>>続きを読む
ある意味、夢みる機械が完成することなく、パプリカが今敏の遺作になり得たのは必然だったのではないだろうかと感じられた。
パプリカは何度も見たことのある作品ではあるのだが、虚構と現実の曖昧さが生じさせる>>続きを読む
まずそのCGのレベルの高さに衝撃を受けた。
今から19年前の2005年に作られたとは思えないほどのクオリティに目を見張らされた。
予算的な問題なのか、技術的な問題なのか、何故このクオリティでの映画>>続きを読む
もう語りつくされている気はするけど、本作でDCEUが終わるとはとても信じられないほど、明るく楽しく、原点回帰というか、ヒーロー映画のお手本のような作品に仕上がっていた。
ヒーロー映画というジャンルが>>続きを読む
10年振りくらいだったと思うが、ほんとに久しぶりに観返した。なんかグロい作品の印象だけ残っていて、身構えて行ったのだけど、しっかりグロかった。
昔から血を見るのが苦手だったはずなのに、最近はジョン・>>続きを読む
正義とはなんだろうか、正しさとはなんだろうということを自分に教えてくれた作品。
このレビューはネタバレを含みます
難民映画というジャンルをはじめて観たので、色々と新鮮ではあったが、率直に、”おもしろい”か”おもしろくない”かで評価するのならば、”おもしろくない”映画であった。
しかしながら、”おもしろい”か”お>>続きを読む
劇場で音を浴びながら観れてとても満足だった。
しかしながら、久しぶりに観返してみると、映画としてはかなり拙い作品に思えた。
これは後の河森正治にも見受けられる傾向だが、とにかく映画としての構成が甘>>続きを読む
敗戦国におけるトラウマの克服と精神的自立を、SFというジャンルにて復興させることに成功した『宇宙戦艦ヤマト』であるが、それらを全て否定した上で、現実(本来の日本)で起きたことをアニメという虚構の世界で>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
細かいことはどうでもよくて、再びスクリーンでスタローンを観れたことでもう大満足だった。
わりと席も埋まっていて、客層もほとんど80年代、90年代の映画を観て育って来たような猛者達で、そんな彼らと一緒>>続きを読む
何度観ても傑作であることには変わらないが、新しく観る度に、新しい発見があるのも嬉しい。
もう時代にそぐわない言葉なのかもしれないが、男の美学というものが、この1本に詰まっている。
ドン・シーゲルの>>続きを読む
日本に長く住んでると気づかないことってあるんだな…って考えさせられた。
でも日本人だからこそ手放しで賞賛できない所もあるんよ。
日本人じゃなかったら、ある種完璧な映画だなって思えたんだろうけど、完>>続きを読む
滑り込みで観に行けてよかった。
総集編だから割と雑なストーリー展開だったのだけど、これでもかという程の浪漫主義を浴びれてとても満足だった。
戦争が色濃く反映されていて、込み上げてくるシーンが多々あ>>続きを読む
久々に観て、こんなにも荒唐無稽な映画だったっていうことに驚かされた。
相変わらずのエディ・マーフィの1人試合なところは健在だったけど、エディのカリスマ性だけで物語が進められるのがスゴすぎる。
ちょ>>続きを読む
有無を言わせぬジェットコースタームービーで、期待通りの作品に仕上がっていて大満足だった。なぜだか、平成初期のしんちゃんの映画を観ていたような不思議な感覚に包まれた。
めちゃくちゃ面白かった。
ブルービートルが変身するシーンはとてもカッコよかったし、デザインがとても刺さった。バトルシーンも素晴らしく、映像も綺麗だった。
画期的な設定、独特な世界観、そして民族的なお話>>続きを読む