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ティファニーで朝食をのmisuzuのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.5
個人的ブーム?のニューヨークが舞台の映画が観たくて…シリーズ。
午前十時の映画祭にて鑑賞しました。

子供の頃エレクトーンを習っていた私は、映画のテーマ曲を好んでよく弾いていました。
映画の曲って、その作品を観たことがなくても「名曲」として存在しているものがたくさんありますよね。
このティファニーで朝食をという作品を知ったのも、映画の中で何度も流れるかの名曲、ムーン・リバーがきっかけでした。
映画のオープニングでこの曲が流れた瞬間、自分がニューヨークに、五番街のティファニーの前にいる、そんな気分になります…いや、実際にはニューヨークに行ったことがないですけど。

日本人がこの映画を観た時、ある意味最も印象に残るのは、やはりユニオシではないでしょうか。
以前この映画を観た時、私もなんだかな…と思ったものですが、ハリウッドやブロードウェイで活躍される日本人の俳優さんが数多いる現在、行きすぎたカリカチュアがギャグのように感じられました。
むしろ、ホリーがどしゃ降りの雨の中、猫を捨てるシーン、記憶から消えていたのでえらく衝撃を受けました。笑
そんな破天荒なホリーも、オードリー・ヘプバーンが演じれば史上最高の可愛い天使キャラに見えるから不思議です!
猫を捨てても許せます(ちゃんと拾うし)
正直、メッセージ的なものを何も感じない作品ですが、オードリーの可愛さ、ムーン・リバーの美しいメロディ、そして魅力的なニューヨークの街並み、それだけで充分うっとりと夢を見ることができる映画です。
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