ダメハム

宮本武蔵 一乗寺の決斗のダメハムのレビュー・感想・評価

宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964年製作の映画)
4.0
1964年の内田吐夢監督作品。全5部作の第4作目。
武蔵の二面性があらわになる今作。一番の見どころは73対1の大迫力な大立ち回り! 死闘の末に待ち受けていたのは罵詈雑言の嵐だけだった。吉岡一門からの正式な戦いだったのにあんまりな話。修羅道に落ちるしかない武蔵の運命に哀れみを感じてしまう。

ラスト、自分を正当化する言葉を叫びながらも仏像を彫る姿は、罪の意識にとらわれての行動にしか見えなかった。
ダメハム

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