てるる

ガフールの伝説のてるるのレビュー・感想・評価

ガフールの伝説(2010年製作の映画)
3.8
ジャレット・レトが歌う「Kings and Queens」が流れる予告編が素晴らしすぎて試写会に行ったワーナーのフルCGアニメ映画。「300」や「バットマンVSスーパーマン」のザック・スナイダー監督作。
実際は劇中にkings~が流れなくてガッカリした。これがエンドロールとかで流れたら神だった。

ストーリーは少年マンガのようなアツい展開!
実在するか分からない勇者に憧れる少年フクロウ・ソーレンとその兄・クラッドが悪の「純潔団」に拐われるところから始まる。ソーレンは逃げ出すが、クラッドは進んで悪の道に染まる。この兄貴が出世のために可愛い妹を誘拐してくるクズっぷり。ソーレンは仲間とともに伝説の勇者を探す旅に出る。

映画としては結構面白くてワクワクした。映像の美麗さだけで言えばディズニーやピクサーを越えてる。特に嵐の中での飛翔シーンは大画面だとまさに鳥肌ものだった。
しかしいかんせんキャラクターがほとんどフクロウなので画が地味すぎ!ジャケットだけ観るとフクロウカフェに行くような人しか興味持たなさそうなのがネック。事実あまりヒットしなかった。原作もあるし、続編ありそうな終わり方だったけど、たぶん作られなさそう。
妹のエグとかヘビのミセスPとか可愛かったのにもったいない。
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