ヨスミ

ブルーバレンタインのヨスミのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
3.7
綺麗な花火は儚く散るのか?残るのは燃えカスだけ?

禿げてても、まともな職についていなくてもライアンゴズリングが恰好いいから女性視線での感情移入が困難。ライゴズが本当に髪の毛を抜いているというから驚き。勿体ない・・・。

なんにつけても役者さん達の演技力が素晴らしかった。受胎告知のシーンでライゴズとミシェルウィリアムに矛盾する指示を出して撮影したという話や、街で歌ってタップダンスするシーンが全くのアドリブだったりとか制作の話も面白くて好き。

女側に共感するか男側に共感するか、さらには寄りを戻せるかどうかの議論があるようだけど、私的には幼い娘が可哀想でたまらない。監督の子供時代が反映されるというのだからまた切ない。
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