愛が生まれ、その愛が死んでいくまでを描く
実にリアルな作品。生々しさ全開で観ていて結構辛い。
最初から価値観は違っていたようにみえる。
一目惚れでシンディを愛し、ぞっこんのディーンと
前のボーイフレンド、ボビーの子を宿してしまい
将来のことなどを考え中絶しようとしたシンディ。
ぎりぎり踏み止まり出産することにするも、
ディーンは彼女と一緒に育てることを決断する。
しかしながら長い夫婦生活のなかで
明らかになっていく愛情の温度差や
様々な価値観の違いが二人の関係を修復できない
ところまで到達していた。
きっと最初からディーンを同じように
愛していたわけではなく、自分を好いてくれて
子供の父親になってくれる"良い人"だから
一緒になったのでは、と感じる。
二人の関係が決定的にダメになる
病院での口論、ディーンの気持ちわかるなぁ、、
戻れないところまで来ているのを十分承知していながら
どうしても相手を諦められない未練や愛情の踏みにじりを
我慢できなくて追い詰めちゃう（経験済）。
そしてボビーよ、きちんと予防しなさい。
