keko

ブルーバレンタインのkekoのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
4.0
この作品、もう何度も観ています。
観ていて切なくなるんだけど、生々しくてリアリティがある感じが良いんだなぁ。

最近観た『光をくれた人』と同じ監督でした。通りで重くて切ない訳だー💦
観終わった後、色々考えさせられるとこ一緒。

んで、この作品のゴズリングが、何だか好きなんだよなぁ〜❤️特に、シンディと付き合ってた頃のディーンが。

観る度に変わっていく自分の視点。
最初はシンディ側だった。
だらしない旦那さんなら、嫌になるだろなぁって。酔って職場に乗り込まれるのもたまったもんじゃぁない。

でもそれは最初だけで、それ以降は
ディーン側オンリーw
そりゃ、ちょっとだらしないし、ハゲたし
見劣りするけど、子供を可愛がり、奥さんを愛し、仕事もそこそこ頑張ってる。
何より、自分の子供ではないのに、それを丸ごと受け入れて、ずーっと変わらず愛情を注いでくれている。
拒絶されても、自分の方を見て欲しくて努力もする。

そのディーンにシンディはこれ以上何を求めているのか、どうして欲しいのかが観る度にわからなくなる。

シンディの拒絶っぷりが、もーすごくてディーンがかわいそすぎる。
どうしてそこまでなる前に、ディーンに自分の気持ちを吐き出さなかったの?
ディーンは、シンディの話をねじ曲げるって言ってたけど、だって!シンディの要求よくわからないよ!
何かしないの?って、そんな趣味を謳歌する年でもないじゃん?
仕事と子育てで精一杯で、それが一番の幸せなはずなのに、、、

結婚する時、良い時も悪い時もって誓っただろ?ってディーンが言ってたけど、ディーンが言ってる事は何一つ間違ってなかった。小さな事の積み重ねなのはわかるけど、シンディ、、、あんたちょっとわがままじゃないのかな?

二人の曲ってプレゼントしてくれた曲が良かったなー。そんなロマンチストなディーン、私は大好きだな😘
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