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ブルーバレンタインのnamugeのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
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なんでこうなった…って感じのほろ苦い余韻を残す映画ですね。1組の夫婦の結婚するまでと、結婚生活7年後の姿が交互に語られる作りの映画で、2人の人生の一番輝いてる瞬間が描かれた直後に2人の修羅場シーンが描かれたりして精神的にかなり不安定な気持ちになる躁鬱系映画。

ライアンゴズリングのダメ男だけれども憎めない姿は本作でも健在。ライアン演じるディーンは衝動的に結婚指輪をぶん投げたあとにすぐに後悔して、草むらをかき分けて探しに行くっていう本当にどうしようもない男なんですよね…でも憎めない。

相手役を演じるのはヴェノムやゲティ家の身代金でもお馴染み、ミシェルウィリアムズ。個人的には男をひりつかせることにかけてはナンバーワンの女優だと思ってます。
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