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籠の中の乙女のnamugeのレビュー・感想・評価

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
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配信でみたからかモザイクばっかりだった。

ヨルゴス・ランティモス監督の出世作。規模はもちろん全く違うけれどもヨルゴス監督作品のフィルモグラフィーのなかで最も「哀れなるものたち」に近いテーマの作品ではある。

外界から完全に閉ざされた家のなかで子供たちを育て続ける親のエゴ。快楽も恐怖も全て与えられたものだけを享受することが出きる管理社会。そこから抜け出すための外界への窓口が映画であったというこの映画の作りが良かった。

お父さんが女性を用意してくれるのはいいんだけれどももうちょっとどうにかなんなかったの?なんでプロじゃなくて、自分の会社の警備員を呼んできちゃうんだよ、そういうとこだぞ!
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