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自転車泥棒のkhのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
4.0
◯(たしか)ドゥルーズの『シネマ』で出てくるので視聴。
◯1948年。ベケット『ゴドー』執筆も1940年代後半。この時期のヨーロッパの人間は不条理な現実の前に打ちひしがれていたということか(よく考えると不条理でもないけど、、、。なんでも不条理で片付けるの良くない)
◯物語は淡々と進んでいく。確かにこれは停止も遅延も滞留もない時間の流れだけがある。感情移入もクソもない。ドラマ的展開もない。
◯あきらかな古典的名作。この古さの映画にしては全然楽しめる。
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