ないで

自転車泥棒のないでのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
4.0
盗まれた自転車を探す父と息子の一日

パパにくっついて走り回るしっかり者のかわいい息子がいるおかげで、無くしてはいけない自転車を盗られてしまった悲哀が更に際立っていました。ラストシーンは息子の健気さもあって、あざといほどに切ない

政治、娯楽、宗教と父子の前に様々な選択肢が示されるけれど、どれも肝心の自転車にはたどり着かない辛さよ〜

最初のインチキ聖女の場面で自転車に目をとめる(別の)父子がいたのが示唆的だった
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