Keny

自転車泥棒のKenyのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
3.9
第二次大戦後、明日食べていけるかもわからない生活の中、人々はただ自分たちが生きるのに必死だったのだろう。ただやるせない。辛く悲しい。映画が進むにつれ、親子に情を移していった僕はそう感じてしまう。神などいない、救いなどないんだと思ってしまう映画。ラストの2人の後ろ姿はなんともいえない哀愁が漂い、やはりやるせない。
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