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自転車泥棒のasayowaiのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
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正直いまみるとこれがリアリズムかって感じだけど、確かに同時期のハリウッドからすれば、無味乾燥で退屈で辛い現実と極めて近い映像世界だったんだろうなと思う。
スタジオから外に出たら現実はより暗く閉塞した世界だったっていう皮肉。
時代を覆っていた暗雲そのものを克明に記録してある凄みみたいなもんは感じるわけで確かに名作なんだが、なんか全てがカメラにうまく収まりすぎじゃねーかなっていう気はする。んーザヴァッティーニ脚本がどこかまじめ過ぎる感じがして、デ・シーカ作品ってうまくのれない。ちゃんとみてないけど
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