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自転車泥棒のメタのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
3.7

ずっと静かな映画なのだけれど、ラストの展開が好き。そして、かなりメッセージ性が高い。

やはり名作には理由があるね。

『誰のために法は生まれた 木庭顕』という本で、この映画が紹介されていたため鑑賞。法の本にて解説されるほどなのだから、人間模様とルールの関係が丁寧だった。

父と息子のいろいろな試行錯誤がメイン。とくに、頑張っている息子に感情移入してしまう。しかし、簡単には解決せず、なんとも言えないやるせなさが残る。

見て損はない一作だと思う。
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