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火垂るの墓のspring˖*♬೨̣̥のネタバレレビュー・内容・結末

火垂るの墓(1988年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作野坂昭如の短編小説を制作スタジオジブリ、監督・脚本を高畑勲が務めたアニメ映画である。

駅構内で死んだ主人公の少年の腹巻の中から発見されたドロップ缶を駅員が放り投げると、缶の中から小さい骨のかけらが転げ出し、その骨が少年の妹の遺骨であることの説明から、時間がカットバックで神戸大空襲へ戻り、そこから駅構内の少年の死までの時間経過をたどる印象的で自然な流れとなっている。
蛍のように儚く消えた二つの命、不朽の戦争関連映画。


ホタルを見たり
ドロップ缶をみり
戦争…
夏になると思い出す

名作