あざらし

ビルマの竪琴 第二部のあざらしのレビュー・感想・評価

ビルマの竪琴 第二部(1956年製作の映画)
4.5
「ビルマはビルマじゃ。
ビルマは仏の国じゃ。」

一部二部と分かれていたんですね。私はTV放映を観たので続けて観られました。

水島が死んだとタイの物売りのお婆さんから聞きます。
でも、隊長始め隊員は水島が生きていることを願うのでした。

水島が見たのは海岸に打ち上げられた遺体の山、山、山…

後半は一つの台詞毎に涙が出ます。
主人公水島はあのような道を選びますが、私には何が出来るのだろうかと考えさせられます。

異国で戦争をしていた兵士たち。異国で亡くなった兵士たち。その無念を思うと他人ごとには思えません。
私に出来ることは…もうこんな人たちを出さないことです。
いまの平和に感謝し、
二度と戦争を起こさない。
二度と戦争を起こさない。
…そのことは、私にも出来るはず。

「おーい。水島。
一緒に帰ろう。」
あざらし

あざらし