頭の上の赤い林檎

リトル・ブッダの頭の上の赤い林檎のレビュー・感想・評価

リトル・ブッダ(1993年製作の映画)
2.5
 ブータンのエスニックな異国情緒溢れる唯一無二の雰囲気を映像美として体現されている。その点において惹きつけられる素晴らしいものがあった。
 
 ストーリーに関しては、先述した映像や、ブッタの教えを強調している印象を受けたので、正直退屈なものであった。最後の儀式の件長すぎて早く終わって欲しかった。

 ブッタ崇拝を基軸にした新興宗教の促進ビデオと言われても違和感がないほどに。

 そもそも今作はキアヌリーブスがブッタをやっているという前情報のみで、そこそこ期待してしまっていたのがよくないのだろう。

 でもまあ、キアヌのブッタが見れるのはここだけだから価値はあると思う。