リトル・ブッダの作品情報・感想・評価

「リトル・ブッダ」に投稿された感想・評価

こえ

こえの感想・評価

2.9
チベット仏教の「転生」という考え方。その転生先、菩提の化身として見つけられ、育てられるという中での、本人と家族、そして世話をする高僧たち。いろいろ考えさせられるというわけでもないけど、テーマの描き方に嫌味がなくてよかった。
Risa

Risaの感想・評価

2.5
仏教の世界観は描ききるのは難しいのね。現代のシアトルと仏陀の時代と、ブータンの寺の3つを交互に描いていくから 世界観が開きにくいのかな。

仏教らしく、俯瞰させる為に交互にしてるとは思うんですが、せっかくのベルトルッチ、、世界にどっぷり浸らせてほしいという期待から 外されて、物足りず。。

話は輪廻転生について。
全くもって信じてなくても、何と無くそれを否定的しなくても良いのかも、と運ぶ様は 流石はベルトルッチなのかな〜とは思います。

白人の子供が選ばれてる部分に関しては 否定的ではないです。
宗教について知識が無い私ですが、お寺が主体の保育園にかよっていたので形程度は知ってます。
まだ園児の時、お釈迦様の劇をした時に イタリアと日本のハーフで、金髪ぱっつんイケメンボーイが仏陀の役を演じました。その子に この子がそっくりなんです。笑
ハスの花の上に立つ金髪の彼は 日本人が演じるよりも遥かに神々しく、あまりにも美しかったんです。そんな理由で 白人に違和感無しです♡

ちなみに、その時の私は お釈迦様をお導きをする年老いた僧の役。つまり おじいちゃんの役。まさかの私だけ実の性別と異なる男性役をする事になり、私は 自分の中で 幼いながら理不尽さに 殻を破って 老僧を演じた記憶が、、

その時の お釈迦様の衣装は腰巻のみだったか、もしくは ハスの上では 裸だった気が、、笑

極端と極端を、知った上で 悟りとはその中道にあると知るシッダールタ。
今までの自分の様な 極端な人を見て 笑えるようになる訳ですね。心のゆとりが見えます。
無情とは何なのか、どうせ皆んな死ぬんだからと 言いますが、余程 生死に執着してないと 響かないような安っぽい説明のみ。
刹那の説明もありません。

そしてやっぱり無情を思うと輪廻転生って便利に作ったもんだと思う。。
輪廻転生してようが 常に変わり行くもの 、そう思うと魂なんて、あってないようなものになってしまう。。生まれ変わりを見つけるなんて 心の拠り所を見つけたい執着に見えてしまう行動をしてるから 嫌なんだろうな。。
間違えると今の自分さえ見失いかねない。

シアトルの家が素敵で、窓の配置や ライトが洒落てます。
物はしばらくは置きたくなくて と言いつつ キッチンに 程よく雑多に置かれてる花瓶やらもまた良い。
引っ越してきたすぐ と言うと 全く違いますが『ラストタンゴインパリ』の部屋も思い出します。この完璧な雑多加減、雰囲気主義であるベルトルッチのセンス、好きなんですよね。汚くっても 全然嫌じゃ無い。『ドリーマーズ』も、『孤独な天使たち』も、然り。
子ども達と。ビックリするほど食いついた。退屈だなと思う転生パートも真剣に見ていたし、ブッダの半生もわかりやすかったみたい。なにしろ画が綺麗で、CGに頼りきりでないのが新鮮だったみたい。「これCG?」「これキアヌ君?」といちいち確認してきて可笑しい。『誰でも分かるお釈迦様の話』としてお薦め。できれば弟子と動物に囲まれて入寂するキアヌ君の絵を入れて欲しかった。
mtmt

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3.5
ベルトルッチ監督が仏教、特に輪廻転生の概念を主題に制作。音楽は坂本龍一。チベット仏教の高僧の生まれかわりと考えられたアメリカ人少年がブータンを訪れる話に、キアヌ・リーブス演じるシッダールタが悟りを開く逸話が織り込まれ、中道や涅槃などの仏教世界が紹介されている。西洋人が見た仏教感が良く分かり面白かった。
粉雪

粉雪の感想・評価

3.0
チベットの高僧の生まれ変わりが金髪の白人の男の子というのが、最後まで違和感があって、、。ダライ・ラマの継承についてはこの映画で知ったので、チベット仏教紹介としては意味があったかと。映像は美しかった。
[神秘に導かれ…]

ベルナルド・ベルトルッチの[オリエント三部作]の第三作目。音楽は、「ラストエンペラー」の坂本龍一。ブッダ役をキアヌ・リーブスが演じ、プロデュースに「戦メリ」のジェレミー・トーマスが担当している。

[仏教]をテーマに描いた海外映画は、稀である。スコセッシの「クンドゥン」にジャン=ジャック・アノーの「セブン・イヤーズ・チベット」よりも前に作られたのは、本作。「ブッダ」の後継者に選ばれた、異国の少年が、ブッダに出会い、精神的に成長する物語だ。

「アメリカ人がブッダの後継者という設定が無理がある」と思う人がいるかもしれないが、この作品で描いているのはそうではない。
ブッダを目にした後継者の子供たちが、どのように自分に変化をもたらすのか…という事。
「ブッダ」という象徴を目にすることによって、本当の自分を見つけ出すのである。その象徴を目にした時、三人の後継者たちは、何を感じるのか。ある意味、オリエント[旅]であると…。

「ラストエンペラー」「シェルタリング・スカイ」と旅をしてきたベルトルッチ。この旅には、人々に何を伝えてきたのだろう。それは、[ベルトルッチ]という巨匠のみぞ知る。

坂本龍一、プロデューサーのジェレミー・トーマス目当てで観たにも関わらず、不思議と魅了され、自分も悟りを開きそうな感じにさせてくれました。

[真の仏]に出会ったその時、

子供たちの心も歴史も動き始める…。
pomme

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3.8
そらぞれの場所での色彩の変化の美しさ。登場人物たちの変化の物語。
この映画の美しさの頂点は仰向けになり“目覚めた”キアヌリーブスなのだった
saRah

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3.0
とにかくキアヌの美しさよ …

そしてこれまで手塚漫画やアニメ映画でしか知りえなかった仏陀存命当時の風俗や街並みを実写として視られたのはよかった 。

キアヌさんの宇宙人伝説をうかがって以来、ああ彼は覚者なのだという目線で見るように 。

マトリックスも然り、天界からの要請で救世主という役柄に白羽の矢がたつ方っているのだろうね 。誰でもよいわけではない、選ばれし方だ 。
めるな

めるなの感想・評価

3.0
初めての試写会というもので見た映画。
正直話はよく理解できなかった覚えがあるのだけど、とにかくキアヌが美しかったのだけはよーく覚えている映画。
日本の仏教とは違い、大陸の仏教は色彩豊かです。それは山深いところにある寺や像を見つけやすくするのが理由だそうです。そこのところをベルトルッチ監督は巧みに利用して、色彩豊かな作品にしてるところは素晴らしいの一言です。
ストーリーの主幹はラマ教という仏教の創始者であるシッダルータ王子の生まれ変わりを探し出すことでした。輪廻転生を前提に制作されてるわけですが、堅苦しくもなく骨太のファンタジーになってます。その生まれ変わりを子供にしてるところも効果抜群です。キアヌ・リーブスという絶妙なキャスティングも相乗効果として活かされてました。仏教に馴染みの無い西欧人にとっては、キアヌの神秘的な雰囲気は絵的に仏教を理解する材料になったはずです。
巨匠ベルトルッチ監督の手腕には舌を巻くばかりです。
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