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コーチ・カーターのdegのレビュー・感想・評価

コーチ・カーター(2005年製作の映画)
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みんかい?参加しました!
選定の文鳥様さん素敵な作品ありがとうございました!
運営の方々、いつもありがとうございます😊

実話をもとにしてて、実際にバスケットボールをプレイしてるんですね!迫力がすごかったです!シュートもすごかったですがあのパス捌き!一瞬の判断力が求められる高度なスポーツですね…!

普段スポーツものってあまり選ばないので、こんな面白い作品があったなんて!というのが観終わってからの最初の感想でした。

私の中でサクセスストーリーは
上げて落として最後に上がる、というパターンが多いと思っていて、この「落とす」部分が個人的に結構苦手なんです…。なぜかというと、完膚なきまで落としくる映画が結構あって、そこで鑑賞者の私もかなりのダメージを負い、落ち込んでしまうからなのですが笑
この映画はあまり落ちない!そこが凄く気持ち良くて、最後までイッキ見してしまいました🙌

落とすシーンも最終的には選手にとって良い方向に働いたと思いますし、なにより選手自身が問題の本質をきちんと理解し、行動したことがめちゃくちゃ感動しました。うるうるでした。

個人的には校長とコーチの会話、
「バスケのシーズンが彼らの一生で最大のハイライト」
「そう考えることが問題じゃないのか」
というやりとり、とても印象的でした。
大学進学率は6%、刑務所に行く確率は80%…それでも現状を打開しようと選手達の未来を実際に規律や契約という手段で導いたコーチは誰よりも教育者でした。

(蛇足ですが、劣悪な環境にある高校において社交ダンスで奮闘する「レッスン!」というアントニオ・バンデラス主演の映画を思い出しました。)

とても爽快感のある、素敵な映画でした!
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