猫を愛でよう22会の選定作品でした!
みなさまいつもありがとうございます🐈✨
さて本作は村上春樹の短編の映画化のようです。実は村上春樹の本は「なんだか文章の行間が多くて想像力が必要そう」という思い込みで苦手意識持ってしまっているのですが、この映画、まさに想像力が必要な映画でした。(面白かったです)
本当に猫はいたのか。
ビニールハウスは本当にビニールハウスを指していたのか。
井戸はあったのか。
パントマイムのシーンのセリフ「存在しないということを忘れる」というキーワード、これにより何がどう変わるのか。
点と点が繋がりそうで決定的なものがなく、脳内で勝手に補って妄執に囚われる、主人公の苦しみと狂気が終盤畳みかけてくる映画です。
そして猫ちゃん!いるのかい?いないのかい?どっちなんだい?という猫(概念)でした。
あ、大人なシーン多いのでご家族との鑑賞は要注意です!