原爆投下後8年後に作成された作品
エキストラには被爆された方々もいる。
衣装も原爆当日着ていた物を持ち寄っているようだ。
怪我人被爆者のリアルな映像はないものの、やはり着ている洋服、そして経験者だからこその凄みというかなんとも言えない感情になった。
そして戦後8年でここまで復興しているのかという驚きと
8年足らずで被爆者との意識の差が激しく困惑した。
いつ自分が発症するか分からず怯える被爆者、そしてそれを口にすれば笑われる。
なんと無情なものか。
現代の今、まさに原子爆弾を使用しようとしている国があるが
こういう映像を観ても何も思わないのだろうかと思った。
昔に映像を観て十字を切っていた人がよく使用すると言えるなと。
色々と考えさせられた映画であった。
子供が大きくなったらもう一度一緒に観ようと思う。