『プラダを着た悪魔』のモデルでもあって有名なVOGUE編集長アナ・ウィンターを追うドキュメント。
とにかくアナの決断力が凄い。切るものは切る、ばっさり。
彼女の生まれや娘の話なんかも織り交ぜられていて面白い。
そしてこのドキュメントのもう一本の主軸となっている元モデルで敏腕ファッションエディターにしてスタイリストのグレイス・コディントン。
彼女の信念と奮闘、アナとの戦い、臨場感溢れていてものすごく楽しかった。
グレイスのスタイリングで撮る写真、凄く好みで素敵だったわぁ。センスの宝石箱を持っているのね。
それをしかるべき理由でバッサリ切るアナも格好いい。あぁ、確かにそうだな。と思う意見も沢山あったわ。
20年以上も最先端で戦い続けているアナとグレイスの関係。
いつもコレクションの最前列に座ってる2人の写真を見ているけど、1歳くらいしか違わないのにえらく違うわぁ。
アナは全然変わらなくて可愛い。怖いけど。
これからもどんどん素晴らしいものを産み出してほしいわ。
それにしても原題『The September Issue』にあるようにファッション界では大忙しの9月号に向けての密着取材、
物凄く邪魔だったんじゃないだろうか…
