2007年アメリカ版ヴォーグの9月号の製作に携わる編集長アナ・ウィンターを中心に製作過程を見せてくれるドキュメンタリー。9月号は１年の中でも特別な重要な号であり、緊迫した様子も伝わってきます。
今作でも、アナの審美眼、決断力を嫌と言うほど見せつけられました(笑)
彼女が使う写真を選択した後にはボツになる写真の山...
凄い女性ですね。他の追随も許さない、まさにカリスマです。
そして彼女の右腕とも言うべきクリエイティブ・ディレクターのグレイス・コディントンの存在も大きいですね。
アナとグレイスの言い合いとか、美に対するちょっとした考え方の違いが垣間見れていいですね。最後はグレイスの方が引くんだけど、アナを最大限リスペクトしている、アナも実は一番頼りにしている。いい関係です。
締め切り直前にファッションフォトグラファーに撮り直しを命じるとか、厳しさも伝わってきました。
特技は「決断力」、弱点は「家族」と言い、家族との時間も大事にしているところ、素敵でした。
即断即決でブレないアナ、彼女の下で働いたらプライドを持って働けるんだろうな～。でも、付いていくのは大変です。30年以上一緒に仕事しているグレイスは偉大ですね(笑)
