たつ

鮮血の美学のたつのレビュー・感想・評価

鮮血の美学(1972年製作の映画)
4.1
面白い。もちろん『処女の泉』の方が好きだが、こちらもなかなか良い作り。娘をレイプされ惨殺された親の超復讐。

性描写や暴力描写はベースよりもよく映してるし、犯罪者集団の極悪っぷりがたまらない。まさに因果応報だが、その度合いは『処女の泉』よりも強いものになってたと思う。

しかし宗教色は全く消えてしまった。まあオリジナルと全く同じことやっても仕方ないと思うので、スプラッシャーアレンジとして良かったと思います。

だがマックス・フォン・シドー程の方はいなかったかな。現代劇としてよかったが、むしろチープな作りになってしまった感は否めない
たつ

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