すず

鍵泥棒のメソッドのすずのレビュー・感想・評価

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)
3.0
私結婚することにしました。





お相手は?

まだ決まっていません。

これ広末涼子が言うんですけど、ビックリしちゃった。真面目で恋愛経験少ない女が、努力して成し遂げられなかったことなかったでしょ!と高らかに結婚宣言。式の日を決め、逆算していつまでに相手をみつけるため、片っ端にいい人紹介してと(笑)私も30代、結婚を意識する身としては意外とバカにできない。だって私より全然熱心だもん(笑)活動してない私には文句を言う資格はない。

と、ここまで広末の話しかしてないけど、広末は主演じゃないです(笑)

人を殺した男(香川照之)が銭湯で転んで記憶喪失。同じく銭湯にいた死のうとしていた男(堺雅人)がそいつのロッカーの鍵を自分の鍵と交換したことから、2人は入れ替わりの生活をすることに。記憶喪失の男は婚活中の香苗(広末涼子)と出会って良い感じ。でも、人殺しの後始末問題が浮上。さてさて3人はどうなっていくのでしょう。


内田けんじ監督とは相性が良いようで、これも面白かった。

記憶喪失の香川照之が地味で爽やかでシャツインしてる(笑)結構好きかも。香苗と気が合うってことかしら。

他人の家なのに記憶喪失だから自分の家だと言われたらそうなのかと思うしかないよね。懐かしいとか言っててちょっと笑える。終盤の演技指導が1番笑える。堺雅人の大根役者と香川照之の悪演技の掛け合いが面白い。

[アフタースクール]ほどではないが、終わり方も良かった。

ただ1つツッコミたいのは記憶喪失でも運転免許証見れば自分が誰かわかるでしょ!それを言っちゃあこの映画成立しないけどね(笑)
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