ジュラシックシリーズ2作目。
意外にも今作の主人公は前作でカオス理論を得意げに語っていたお調子者のマルコム博士。娘や恋人が登場するからなのか今回はかなり生真面目な性格に(笑)。
ティムやレックスも序盤にちょこっと顔を出すのだが、ほとんど出番なしだったのはちょっと寂しかったなー。(グラントカップルの登場は無し)
さて話が少し逸れてしまったが、今作はパニック映画としては十分に楽しめる内容だったと思う。特にトレーラーのシーンのハラハラ感は素晴らしかった。
ただし前作と比較してしまうと、終始暗い雰囲気でメリハリがないため、途中で何度か飽きてしまった。前作のように明るくてワクワクするようなシーンがもう少しあっても良かったかなー。
さらにローランド陣営とマルコム陣営が普通に打ち解けていたり、人を食い殺したTレックスを島に帰そうとしたり等、ご都合主義的な展開が多々あり、そうはならないだろとツッコミを入れてしまった。(笑)
まあ色々と文句はあるけれども、前作よりも迫力が増した恐竜達を見られるので、怪獣パニック映画として観る分には十分だと思う。
