ハリ

ロスト・ワールド/ジュラシック・パークのハリのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前作の恐竜達が自分の力で生きる術を獲得し、コスタリカのジュラシックパークは恐竜達の楽園である"ロストワールド"へと変わっていた。

恐竜の環境保護を目的とするマルコム達とサンディエゴでジュラシックパークを再建する為に恐竜を乱獲するルドロー達との対立構造でストーリーは進んで行く。

前作と違い営利目的で恐竜を捉えようとする人間の意地汚さや下品さが際立っている作品。恐竜達の凶暴性は相変わらずだがラプトルがマルコムの娘に退治されたシーンは少し萎えた。体操選手っていう設定を活かすためにラプトルがただ使われた気がしてならない。

サンディエゴで目覚めたティラノサウルスの街に向かっての咆哮は迫力満点で太古と現代の融合がしっかり成されてたが、街で暴れだすティラノサウルスはただのミスマッチでB級映画にしか見えない。ジュラシックパークというシリーズから随分逸脱した感覚もあり冗長だった。
前作が面白かった分かなり期待外れ。
個人的評価:良作
ハリ

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