コンドアラ

エスターのコンドアラのレビュー・感想・評価

エスター(2009年製作の映画)
3.8
うーんやっぱ母強し!
恐怖の表現にピアノは欠かせないんだなということを改めて痛感。あそこでギターでは同じ効果はだせないんだよなぁー。

邪悪な子供…これは人気モチーフだけどその中でも傑作‼︎緊張感の演出がものすごい。
子供の純真さとどこかそうではないところとの比較が絶妙!
対極に見るからに純粋なマックスを置くことで誇張される仕組みが凄い!エスター役の子の演技もいいけどマックスがね、助演女優賞級です、はい。
今回は養子であることも1つ重要なところ。我が子とはまた違う形の問題が生じるし、父の鈍さとか他の人の鈍さが自然になっている気がする。
秘密が明かされて一層恐怖感が増すのが怖くもあり面白いところ。服装、季節が冬で身体がみえにくいとことか性的シーンといいどこか違和感があってそれがだんだんとはっきりとした恐怖に変わるのが…
後、特典のエンディングの方が好きかなと思ったけどあの終わり方だと生きてるか生きてないかっていう恐怖感とあまりの人間離れさでファンタジー性が増しちゃうからこっちで良かったのかな!
現実になさそうでありそうなのが面白いんだなきっと。

でも答えは最初に彼女に現れてたんだなと思うと怖い
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