最高に面白かったホラー映画。以前テレビで視聴したことがあるが、ネトフリにあるので再視聴。なかなか5点満点あげることはないので、それほどの傑作。
まずエスターを演じる女優さん、公開当時12歳なのに、12歳だと思えないほど非常に優れた演技を見せてくれる。大人っぽい顔だからか、この役に抜擢されるのだろうなぁ。そして「妹」のマックスを演じる子役もまた、公開当時8歳。表情だけで恐怖しているととても伝わってくるが、最後まで健闘する健気で可愛い女の子。
冒頭からグロかったりやたらと響き渡るギシギシの音がホラーらしく、背後から誰かが覗き込むような、時々子供の視線のような低さのカメラワークがとにかく秀逸。幽霊のホラーや、殺人鬼のホラーにもよくあるけれど、被害者となる人たちのアホらしい行動を散見するので見ててイライラすることもあるのにこの映画では一切ない。強いていればお父さんの能天気さが笑えてくるくらいだけれど、忍び寄ってくる恐怖に誰一人アホな行動は出ない。
しかし気になったのは、エスターがかつて拘束されていた過去のシーンがネトフリ版ではないこと？！昔テレビで視聴した時から結構経ったけれど私の妄想じゃないよねあのシーン…？！
ともかく、何度見直しても「ひぇっ」てなる映画であるのは間違いない。全力でお勧めします！
