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ローマ法王の休日のmのレビュー・感想・評価

ローマ法王の休日(2011年製作の映画)
1.5
まず、コメディ映画では無いです。
予告などを作った方は一度映画を観る事をおすすめします。

映画自体あまり評価出来るものではなかった。
コンクラーヴェで選ばれた新たな法王が周りの期待に応えられず逃げてしまうという話。

コンクラーヴェに出るという事はそれ相当の覚悟があるって事じゃないのかな?
というか、あって欲しい。
全ての枢機卿が「法王になりたくない」って思うのは違和感感じるし、責任が無い感じがして嫌だった。

メルヴィルの気持ちは分かる。
プレッシャーだとかで鬱っぽくなって逃げ出したくなる気持ちは凄く理解できる。
実際、誰でも感じる事だし私も日々感じてる。
ただ、【信仰のある者で枢機卿までのぼりつめた人】が法王になりたくないから逃げるというのは如何なものか。
そして、矛盾がある気がする。
信仰のある者なら、神に仕える事や信者を導くことに不安を感じる事は無いと思う。
コンクラーヴェに出れるような枢機卿なら尚更。
メルヴィルは枢機卿の設定なのに信仰のある者には見え無かった。
設定が非現実過ぎた作品でした。

鬱に関しては、寛大な映画だったと思う。

cc/神さま、なぜ、私なんですか?
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