teraishota

愛の奇跡/ア・チャイルド・イズ・ウェイティングのteraishotaのレビュー・感想・評価

-
カサヴェテスの所謂お仕事監督作なのかなと勝手に決めつけあまり期待してなかったのだけど、今の時代から見ても孤高で異色でなおかつ傑作でした。。ジュディ・ガーランドを持て余してる感じや、あまり内容とそぐわないサスペンス的な移動撮影や劇伴もあったりでなんだかちぐはぐな印象もを前半持ったりしたけど後半からだんだん研ぎ澄まされてゆき、障害児の養護学校のお話を本当に障害を持つ子供たちが「演じて」いるというところがそのままこの作品のもつメッセージとダイレクトに結実してゆくラストには思わず感涙。そして若きジーナ・ローランズの尊さよ。子供たちの絵と歌をのせたオープニングもめちゃクールだった。
teraishota

teraishota