トトCINEMAライフ

パニック・ルームのトトCINEMAライフのネタバレレビュー・内容・結末

パニック・ルーム(2002年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

※ネタバレ表記したので最初にネタバレ…これはタイトル通り、パニックホラー映画のはずだが…コントである😁

マジなフォレスト・ウィテカー、散々わめき散らすだけで何にもしないジャレッド・レトが最高に(おマヌケ)、挙げ句の果てはあれこれ手段を探るフォレストを尻目に「もっと静かにやれないか!俺がリーダーだ!」計画成功もしてないのに取り分の件で勝手に仲間割れ( *´艸`)
何をやっても裏目 裏目、映画史上でもこれ程マヌケな悪者たちもそうそう居ないw

娘役のクリスティン・スチュワートの持病の設定が無ければ、先ず何の怖さもパニックも無いはず、そもそも完璧な密室のネーミングが「パニックルーム」なのだから、突っ込むならソコからかも知れない😅
大笑いは出来ないが、冷静に見れば見るほどマヌケ💦本当にドジな悪者を笑いたいなら「ベイビーズ・デイ・アウト 赤ちゃんのお出かけ」が一番👍

以下は2〜3回目の観賞の感想だ

以前、観た時は平凡な作品と感じたが、なんだかんだでデヴィッド・フィンチャー監督作は良く観てる…そして彼の作風の好きな点・特徴はBGMが派手でない所、場合によっては傑作サスペンス「ゲーム」のように無音というのもかえって緊張感が引き立つ…

もう一点は、多くの邦画との最大の違いである「セリフで場面や設定を詳しく説明しない点」

オマケに本作はオスカー女優ジョディ・フォスターに対して娘役のまだ幼いクリスティン・スチュワートがしっかり大物の片鱗を既に見せてるのが素晴らしい👍

有名だが、母役のジョディ・フォスターも子役上がりでキャリアが長い名女優の系譜とも言うべきか?…10年位前に一時期ブログをやっていた(アメブロかエキサイトか忘れた?)が、そこでクリスティン・スチュワートはハリウッド特有のドラッグ等に溺れなければ、近い将来必ずオスカーを獲得すると断言した😅

今はティーン層を中心に人気先行で、風貌もちょっとケバいがハマる作品・役に出会えば必ずオスカーだ❗

約18年程前の作品だが後のオスカー俳優となるフォレスト・ウィテカー、役者バカのジャレッド・レトと豪華なキャスティング

個人的にフォレスト・ウィテカーの出演作にはハズレが少ない(カルト映画の最高峰バトル・フィールドアースでさえもジョン・トラボルタと共に大いに笑わせてくれる)

そういう観点で見ると、また楽しい