ウェス・アンダーソン監督6作品目鑑賞。
キツネなどといった動物の小さな世界で、人間という格の違う生き物がいる中、どう生きるのか、そして父親としての愛、仲間への大切さを知ることが出来た作品だった。
ストップモーションなのに、ちゃんとオシャレで色使いや音楽がウェス・アンダーソンらしかった。アニメでここまで世界観を統一できるのほんとに天才的だと感じた。子供向けの本が原作なので、物語の構成や、動物、人間のそれぞれの個性が分かりやすかった。動物の目線の物語だったので、全てが大きく見えるが人間にからは小さく見えるという描き方をしていた。
人間という、動物には手を打つことが出来ない中で、自分たちでどう出し抜くか、そして仲間との助け合いやリーダーシップで人間を打ち負かす。小さな世界でも何事も助け合ったら成功できると感じれた。
