しゅん

母のおもかげのしゅんのレビュー・感想・評価

母のおもかげ(1959年製作の映画)
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シネスコにびびる。清水宏の遺作で、「次郎物語」の後半を拡張したような継母ストーリー。冒頭の港で鳩を飛ばすシーンや家屋での平行移動のスムーズさには唸らずにはいられないが、説明が多すぎてさすがにウェットすぎるし、情緒たっぷりのストリングスにも乗れない。観てる間、ベタに「ふつうに継母への感情くらい大人が察せよ」と思ってしまった。鼻くそほじりや十回落ちる水滴は絶品なんだけど…
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