小学生の頃からずっと大好きな作品。
堤真一の演技は何度見てもすごすぎて言葉にならない。
この事件で石神の払った犠牲について、こんなことをするのが愛と言えるのか?という論争が巻き起こったというのを最近知った。
たしかに、この事件の真相が真実の愛と呼べるのか、疑問を持つ人もいるんだろう。それはそれで良いんだと思う。
でも私にとっては、超個人的な意見として、やっぱり純粋としか言いようがないわけで…
ラストシーンは、もう何と言ったらいいのか、悲しいし切ないのに、何故かちょっとあったかくて愛しくなる。どんな人にもやっぱり愛が必要なんだよね。
そしてこの映画のさらにいいところが、石神はとにかく黙ってやりきろうとするのに対して、湯川はすべてを打ち明けるところ。黙るのは男の人っぽいなって思うけど、結局は自分勝手だから…(愛を込めて)。
東野圭吾の話はどれも深い人情に溢れてて好き。
また期間を空けて見たいなあ。