たべ

容疑者Xの献身のたべのネタバレレビュー・内容・結末

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

評判が良いので視聴。
序盤から暖かな家庭が一気に地獄と化すシーンで泣きそうになってしまった。




母が倒れ好きな研究もできなくなり、日々の授業を頑張っても暖簾に腕押し。
身なりに気を配る余裕もなく毎日を生きて居た結果、くたびれたおじさんになってしまった。

死のうとしたその瞬間、偶然にも推しに巡り合えた。推しの存在を感じるだけで生きる活力が湧く…そんな気持ちが痛いほど伝わって共感できてしまう。

そんなおじさんに屈託ない笑顔で話しかけてくれる美人なお隣さん、色々繊細な年頃だろうに、同級生といてもおひさまのような笑顔で話しかけてくれる可愛い娘さん。
どうせ死のうと思ってたんだし、そりゃ全てを捨てて守りたくなるよね〜〜〜。



ホームレスが1人ひっそり居なくなっている描写とか、諸々の石神の計画や、ツルツルお肌で健康的な湯川先生と老いてボロボロな石神の対比、堤真一さんの演技力…
良いところが沢山詰まっている映画だった。
久しぶりに小説を読みたくなった。

福山雅治の顔が良すぎる。ありがとう。
たべ

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