このレビューはネタバレを含みます
最近の地上波も見てしまったので改めてレビューを。
ガリレオシリーズ3作観たけど、やっぱりこれが一番好き。(原作も読んでて、石神は堤真一の感じは個人的にはせず、もう少し無骨な印象を受けたけど、もう前過ぎて忘れてしまった…)
湯川先生にとって石神は、自分が絶対に叶わないと思っている存在であり、心の底から尊敬している親友であり、だからこそその能力が存分に発揮されておらず孤独に過ごしていることにやや憤りを感じている、そんな非常に複雑で一言で表現できない唯一無二の存在。
そんな石神が、人を愛し、守ろうとしたがために、結果的に犯罪に手を染めることになってしまい…湯川先生の無念、憤り、やるせなさ、そういったものが全て感じられ、心に沁み入る作品でした。