設計士あーさん

容疑者Xの献身の設計士あーさんのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
2.0
天才を囲うことが出来ない日本の学会に問題がある。
頭脳流出という言葉が昨今叫ばれているが堤真一の役どころこそ当に「日本政府が学問や研究に金を出し渋る」から大学を離れざるを得なくなったのではないだろうか。
結果現在は中国や他国で研究する日本人が増えている。
映画ではあまり掘り下げられていないが、湯川が大学に残れて堤真一が残れなかったこともまた、彼の人間性に影を落としたと考えるとやるせない。