なな

容疑者Xの献身のななのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.0
公開当時にバレーボールの練習をサボってママと2人で新所沢のPARCOにこの映画を観に行ったことを思い出して、しかもうちのパパが堤真一にちょっと似てて、もうそれがダメだった。ここ最近私の心を蝕んでいた実家ロスが、冒頭のネオジウム磁石の如く、ストーリーの切なさと重たさの威力を何倍にも高めてメンタルは木っ端微塵、久しぶりに大号泣してしまった。笑
ミニマムに美しくて哀しい話、にしては大きく心動かされた。愛や美しさは、人の心の中で自己充足する、それ以上遡れない究極解。
堤真一さすが。
一個ツッコませて欲しいのは、週末あの気軽な誘い方で人を連れて行くレベルの登山ではない。笑
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