シュラン

容疑者Xの献身のシュランのネタバレレビュー・内容・結末

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

多分今回で4回目くらいの視聴。
何回観ても面白い名作です。そして何回観ても最後泣いてた作品です(今回は耐えれた)。
とても切なく、本当に誰も幸せにならない結末なんですよね…。
初見の時はまだ『献身』の言葉の意味すらわからなかった子どもの頃ですが、今ならまさしく『献身』であるとわかるようになりました。

今回は心理誘導?と言えばいいんですかね。
上手くは言えないんですけど、
「こうしたらこう思うだろう」
という描写がとても上手いな、ってことに新たに気付きました。主に自分をストーカーに仕立てあげたりするところ。

あとは、17年も連絡取っていなかった人間を友と呼べるのか。
湯川はそう言える人生を送ってきたけれど、石神はそうじゃなかったから「僕に友達は居ないよ」と言ったんだろうな、とか。
絶望して自殺しようとした石神の人生にはもう花岡親子しかいなかっただろうし。

原作小説は未だ読んだことが無いのでいずれ読んでみたいですね。映画よりも内容補完されたりしてるのかな…。
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