Clipの序盤の方にあった今作、やっと見れた〜
シンプルに余命宣告されて、それまでにしたい10のことをしていくって話なんだけど、邦題がズレてるとゆうか、違うんだよな〜
原題の「My life with out me」
しっくりくる。
私は意識低い系の人間なので、人生を長期スパンで考えて、今を生きよう！みたいな考えはないですし、明日やろうは最高ヤロウみたいな考えで、色々先送りにしまくってます。なので、もし余命宣告突然されたら10なんかじゃ到底おさまりません。
ほとんどの人が「一般的な寿命まで生き続ける前提」の人生を送ってると思うんです。
それ故、やりたいことに対して消極的だったり理性で物事を考えてセーブしたり、当然そうなります。
今作の主人公は17で初彼とデキ婚、2人の可愛い娘と甲斐性はなさげだけど優しい夫との愛のある穏やかな日常に、突然余命宣告される。
10の中には、夫以外の人と付き合う、2人の娘が18になるまでメッセージを残しておく、そういった多岐に渡る10の欲望を一つ一つ遂行していく。
不倫に関しては、共感は絶対にできないけど、理解はできる。
きっと彼女は死に直面しなければ恋をしなかっただろうから。
娘や夫、母に不倫相手に残したメッセージには胸が苦しくなった。
だってどうせ死ぬんだから。
それが全て。
誰にも言わず、突然死んでしまうことは、もしかしたら残された周りの人間にとっては残酷過ぎるのかもしれないけど、言ったところで何か変わったかなって。
心で共感はできないけど、頭では理解できる、そんな映画でした。
