このレビューはネタバレを含みます
余命2~3ヶ月…死ぬまでにやりたかったことを全てやってしまおうという気持ちほ理解できるけど、死ぬということを夫や子どもにさえ一言も言わずに隠しておくというのは如何なものか?
自分はやりたかったことをやれていいかもしれないけど、じゃあ残されたほうは?
残された家族にだって、一緒にやりたかったことがあったんじゃない?
自分は、自分は…この人の考え方って全部自分中心。
自分が誰にも知られずに死んでいきたい。
自分が死ぬまでに夫以外の男性と付き合いたい。
死んだあと後妻に入ってくれる人を自分が決めたい。
相手は?相手の気持ちは置き去りですか?
死ぬ前に浮気したいっていうのも理解できない。
そんなことしてる暇があったら、家族や親しい人たち、愛する人たちとの時間をいっぱい持ちたいって普通思うんじゃないかな。
自分勝手、自己中心、自己満足…。
いくら死んでしまうからって、そんな暴挙が許されていいはずがない。
おしゃれで美しい映画ではあるけれど、テーマも決して悪くはないけれど、主人公の考え方に全く共感を覚えないので、感情移入は一切できなかった。
唯一、お隣さんが語った双子の新生児の話だけは泣けた。