My life without Me
今までに観た数少ない映画の中でいちばん共感した。
自分の夢や目標を考えることなく生きてきていたアンが、余命宣告を受けて初めて考えてみた「死ぬまでにやりたいことリスト」はとても控えめで、私にとってとてもリアルだった。
「自分が死んだ後こども達に新しいママを見つけたい」って私も思うと思う。子供を大事にしてくれる新しいパートナーがいることを確認して死にたい。
「夫以外の人と恋をする」も、わかる。女としての欲を満たさずには死ねない。私は自分の欲より体面や常識を気にするから死ぬ前でもこんな大胆なことは絶対しないけど。
バンクーバーの寂れた街、生活感、田舎っぽさが自分の住んでる地域に重なるし、小学校の時の友達のお母さんたちみんなアンみたいな生き方してた。
日本版のタイトルは良くない。
タイトルから観客が期待するような御涙頂戴系の物語ではない。
