このレビューはネタバレを含みます
山本五十六が人としてかっこよすぎて素晴らしい。仕事への強い信念や根拠を積み重ねた論理的な思考を持ちつつも、優しさとユーモアがあり、まさに理想の上司という感じ。
特に若者の事を気にかける姿が印象深い。「これからの日本を背負って立つのは若者だ」というよく聞く台詞も、この山本五十六が言うと重みが違う。
他にも「何事も大元までたどらないと、大事なことを見落とすものだ」や「目も、耳も、心も、大きく開いて世界を見なさい」という台詞があり、耳が痛かった。
マスコミや世論の無責任さや、結論ありきの官僚等、現代にも通じる描写が多々あり、日本ってあんまり変わってないんだなと思った。
ほんと同じ過ちを繰り返さないと良いですね…