聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-の作品情報・感想・評価

「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」に投稿された感想・評価

Bamboo

Bambooの感想・評価

2.0
山本五十六を美化するための映画?
特に亡くなるシーンは鳥肌が立った(悪い意味で)

作戦が失敗したときや信頼していた部下が亡くなったときは、
好物を食べているか、将棋をさしているかの人物
そう印象付けられたけど果たしていいのだろうか...

真珠湾攻撃やミッドウェー海戦のとき
まるで「山本長官に罪はない」と言わんばかりに
しつこく色々確認させるのも煩わしい

その一方で、肝心なときは口出しせずに「南雲に任せよう」とか、
むしろ口先だけの愚将に映る

いや、本当の山本長官はこんなんではないはず
フィクションだとしても、特定対象の賞賛映画は好きじゃない
時代考証などにつきマニア諸氏はお怒りのようだが、一つのフィクションとしては佳作。
半藤一利原作・監修と聞いて見る。
過度に美化され、なおかつ単純化されてはいるが、太平洋戦争への経緯と経過が適度なドラマを交えてわかりやすく映像化されている。
ただ、どう考えてもあと30分は削れた。
昭和14年。
日本はドイツ、イタリアとの三国同盟締結をめぐり議論が行われていた。
国民はナチスの躍進を知り締結を望んでいたが、海軍次官・山本五十六(役所広司)らはアメリカとの戦争が勃発する事を危惧し反対していた。
しかし三国同盟は締結され戦争への道を歩む事になる。
そして戦争を反対していた山本は連合艦隊総司令長官となり真珠湾への攻撃を指揮する事に・・・。

劇場公開時以来、約6年ぶりに鑑賞しました。
太平洋戦争に興味を持って色々知ってからは山本五十六という人物はなかなか気骨のある人だったんだな〜と感じましたね。
それまでは特に学生の時は真珠湾攻撃を始めた悪い奴くらいにしか認識してなかったので(笑)

この映画もそれなりに脚色はしているでしょうが先見の明があったと思われる描写は多い。
アメリカと戦争を始めてもろくな結果にならない事を想定しているし、例え戦争を始めても終わり方も考えておかなければならない!とか素晴らしい。
闇雲に戦争やっちまえ!な人間ではなかった事がよく分かる。
将棋好きってのがひとつの見せ方なんでしょうね。

当時の日本の風潮も戦争やれば景気良くなる…程度の軽い感覚だった事も衝撃的。
確かにそれまでは本土での戦いが無かったから他人事になってたのも仕方ないかな。

“たられば”にしかならないけど山本五十六があの時点で戦死しなかったら、あんな悲惨な終戦を迎えなかったのだろうかと思う。
ま、当時の流れではどちらにしても変わらないかもしれませんが。

この時代に興味がある者としては好きな映画のひとつです。
Akiyo2

Akiyo2の感想・評価

3.3
信念を持ちながらも淡々とした山本五十六。半藤一利監修ということで、想像よりも良い内容だった。少なくとも日本人にとっては。
短い場面だったが宮本信子がちょっとミスキャスト感があった。もう少し田舎っぽい人が良かったかな。
ぱなお

ぱなおの感想・評価

3.0
日独伊の三国同盟締結を反対した海軍、山本五十六という人。勉強不足で恥ずかしいですが、そもそも軍の立場で、日本の行く末や方針に意見することに驚きでした。上の命令は絶対!、総理大臣の言うことには従ってナンボ!という世界ではなかったんですねぇ。史実と違うことも多いようですから、山本五十六という人物をざっくり知るには良い作品だと思います。この手のものは、どうしても美化されてる気がしてしまいます。ラストの焼け野はらを前にして、真っ白なシャツってのは…違和感。。。
くぅー

くぅーの感想・評価

4.0
世界情勢をしっかり把握した上で、列強を意識した富国強兵で突っ走り過ぎる日本の将来を案じ、大国である米国との交戦よりも講和による解決を常に念頭におきつつ、戦わざるを得ないにしてもいかに最小限のリスクで講和に繋げるかを考えているブレない姿は、尊敬の眼差しの域。
好戦の時代とのズレで窮地に立たされるが、冷静沈着で常に余裕を持つ姿は正に理想の上司像。

ただし、高潔に描かれ過ぎの感はあるし、結局は戦犯になるのだろうけど・・・一人間像としては素晴らしい。

役所広司が全てにおいて懐の深い演技で、見事に魅せている。
これはもう100回は確実に観た。
何度見ても飽きない。見るたびに新しい発見があるから。目、耳、心
第二次世界大戦の開幕
真珠湾攻撃
ミッドウェー海戦
そこで戦う山本五十六
ほんとにこんな人がいたのかな?
中間層には意外と多かったのかも。
敗戦と日本の崩壊を予感しながらも戦争を進めなければならなかった人たちの葛藤が良く描かれてる
わりと評価高め。
ayu

ayuの感想・評価

4.3
間違いだとわかっていても開戦に進まなければならなかった当時の司令官の苦悩を思うと観ていて苦しくなった。
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