聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-の作品情報・感想・評価・動画配信

「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」に投稿された感想・評価

俳優さんたちが皆かっこいいので課金してしまった。

山本五十六さんの評価は色々見かけるけれど、それはさて置き、この映画での彼はすごくかっこよかった。故郷長岡と家族を愛していて、情け深い。調べてみたら、妻は会津藩士の娘らしい。奥さんにも戊辰戦争の話100回くらいしてそう。私はそういうの好きだよ…😌縁側で親友の堀中将とスイカを食べたり水饅頭に大量の砂糖をかけて食べたりする姿は人間味があって親近感を覚えたし、家族と食卓を囲む父親としての姿を見せることでしっかり受け手の心を掴みに来た。ストーリー関係ないけど二男の「アリガトゴザイマス…」がとてつもなくかわいかった。長岡甚句歌うのもニクい◎あざとい演出を序盤で入れてきたから、そういう映画ね〜って完全に山本五十六を推す体制を整えて見ることにした。そうしてよかった。
開戦反対派だったのに、国の方針が決まった後は一切反対意見を表明せず自らの職を遂行し、国に殉じた所がかっこいいポイント。

東京日報記者の真藤が現代的な視点を持っていてメタっぽかったのがおもしろかった。途中途中でよく喋るな〜と思ってたら回想スタイルだった。最後のシーンで分かった。
ただ、ポスターに「感動の戦争巨編」とか書いてあったのだけちょとモヤモヤした。戦時中のマスメディアの報道が扇動的で都合が良いのを問うような要素が映画内にあったのに、それにしてはちょっと安っぽいコピーだと思う。逆にその皮肉だったらいいのに…そうであってくれ〜〜

太平洋戦争は日清戦争や日露戦争という過去の栄光にすがって正論や良識が通らず、時勢に流され開戦した訳だけれども(この映画ではそういうことになっている)、こういうことは現代でも起こっていると思う。高度経済成長期の栄光が忘れられずにやり方を変えられない企業だとか、正論を言って左遷される業界人とかもいるんだろうな!!!戦争に限らずそういうプライドとか精神の危うさに目を向けられたらな〜って思った。
◉すべては南雲が悪い


100点満点の人間など世の中にいないと思うが、すでに評価が定まっている有名人の人物像を欠点も含めて客観的に描くのは難しい。

野口英世の女性関係や金銭感覚のだらしなさまで描いた渡辺淳一の「遠き落日」を読んだ時は感動したが、映画版ではダークな部分の描写が甘くなっていた。



山本五十六が優秀な軍人であることに異論はないだろう。しかし欠点が全くない人間性だったり、あらゆる局面で正しい判断ができる指揮官だったのだろうか?
またよく言われているアメリカとの戦争反対論も当時どこまで外に向かって発信していたのだろうか?


戦後の日本ではアメリカとの戦争に反対しながら、いざ大戦となれば破竹の勢いで連戦連勝だった山本五十六は英雄であり、批判は許されない雰囲気になっている。
この映画も完璧すぎる欠点のない偉人として描かれている。


悪役が必要である。

選ばれたのは南雲忠一。この映画の南雲は徹底的に無能な指揮官として描かれている。


キャスティングはとても分かりやすい。
山本五十六の役所広司を含め、山本五十六の周りの支持者は玉木宏、柳葉敏郎、阿部寛、吉田栄作、椎名桔平という2枚目チーム。
反山本五十六側には南雲忠一役の中原丈雄を筆頭に、伊武雅刀、香川照之という曲者演技派チーム。


この映画を見終わっての感想は、“もしかしたら山本五十六は現場(戦場)では無能だったのでは?”という疑問だ。

もし本当に、この映画のように山本の周囲が優秀な副官ばかりなら、たった一人の無能な指揮官の南雲がいたとしても勝てるのではないか?

山本も会議では威勢よく南雲一派をしかりつけているのに戦場に出るとなぜか強く命令できない。
もしかしたら山本は現場では無能なのだろうか?それとも、負けた時に南雲に責任を押し付けるために故意に放置したのだろうか?
ミッドウェイ作戦の後の「南雲を責めるなよ」というセリフはいかにも情けの深い指揮官という感じだが、そうなる前に会議室の時のような強気で現場の南雲に指示すればよかったのではないだろうか。

戦場の兵士たちにしてみれば「戦争は会議室で闘っているんじゃない。現場で闘ってんだ!」という思いではないだろうか。

特にミッドウェイ後に南雲が茶漬けを食べながら泣くシーンはやりすぎである。


山本五十六を少しも悪く描かない配慮しているのと同様に南雲の遺族にも配慮する描写があってもいいのでは?

忠臣蔵の吉良上野介のような絶対的な悪役であり、南雲の遺族や関係者はいたたまれないだろう。


もし南雲一人がここまで徹底した無能な指揮官なら、たった一人で太平洋戦争の戦局を不利にしてしまったわけで、その影響力は山本五十六より大きいと言わざるを得ない。


CGによる空中戦や戦艦の映像は邦画としてはかなり高いレベルだったし、柄本明の米内光政、坂東三津五郎の堀悌吉は良かった。



過去の山本五十六関係の映画になかった新しい視点や解釈は見当たらなかった。副題の“70年目の真実”とは何だったのだろう。


三船敏郎の「連合艦隊司令長官 山本五十六」の方が面白かった。



TUTAYA DISCASで鑑賞
かっつ

かっつの感想・評価

3.4
《鑑賞.4:2013/2/5》

役所広司がやると、すごい善人に見えるのはどうなのかな。

どうも東條英機とごっちゃになるせいか、悪いイメージが…😅

まあ、実在の人物描いたものは
こんな感じなんですかね。
良くも悪くも。
マイクD

マイクDの感想・評価

3.4
連合艦隊司令長官・山本五十六を描いた作品。真珠湾攻撃から終戦までを描いています。これまで山本五十六についてあまり知らなかったのですが、開戦反対派だとは知りませんでした。ブーゲンビル島上空の件も初めて知りました。やっぱり役所広司って素敵な役者さんですよね。なんか安心するというか落ち着くと言いますか。素敵なリーダーでした。
7do8bu

7do8buの感想・評価

3.0
2022年8月25日にTSUTAYAさんのDVDレンタルにて、鑑賞。「太平洋戦争」に関連の映画を観てみた其の12。山本五十六氏のことも知りたかったです。 
最期のシーンはなんとも悔やまれる。
ああなる危険性を十分認識していたはずであり、周囲の人々も止められなかったことも含めて、非常に辛い。
Minayamane

Minayamaneの感想・評価

3.5
最後まで戦争を回避しようとしていた山本五十六が、開戦の指導者になってしまったことの背景にいろんなしがらみがあったことを忘れてはいけないね。
国民が求めていることに応えることと国を護ることは違うからね。
何が本当の出来事か、見極めることが大事だなーと。

映画としては河井継之助と日本の一番長い日と被った(笑)
MrKATO

MrKATOの感想・評価

2.5
戦争を淡々と描く割に、最後まで飽きさせずに見せてくれました。ただ「70年目の真実」かは大きく疑問?。昨日観た「マイウエイ」に比べて、はるかに悲惨なシーンは少なく、「天皇陛下万歳!!」系のセリフもない。さらに海軍は皆ジェントルメンで、国民・マスコミは、戦争景気に浮かれる・・ってのは観た後、しばらくして違和感が。
大木茂

大木茂の感想・評価

3.1
夏の戦艦大和、山本五十六見聞録④

あばれる君の肩すら分からざるおえません!

知ってる役者ばっかり出てる今作より
知らなくても分かりやすい三船敏郎版の方が話は理解しやすかったな

役所広司が山本五十六を演ってるって感じだよな(文字通り当たり前なんだけど)
でも歴代一貫して誰もブレてないって事は山本五十六って人は本当に史実通りの人だったんだろうなぁ

空母叩いて戦力を減らし講和を持ち込む攻めの平和主義者って点では分かりやすかった

人間味を出す為と親近感を持たせる為か異常に甘いもの食べてたな笑
砂糖ぶっかけ水まんじゅう
干し柿、干し芋?、汁粉、みかん47個としつこいくらい食らってたな
食事では魚が結構出るし…
金魚

金魚の感想・評価

3.8
これだけ本質が見えてた人がこれだけの地位にいても
戦争止められなかったんだなと思うと
ほんと国がそっちに向かってるときの空気とか勢いってこわい。

色々ちゃんと見て聞いて感じられる人間でありたい
>|

あなたにおすすめの記事