まつこ

シルヴィアのまつこのレビュー・感想・評価

シルヴィア(2003年製作の映画)
3.4
ポエティックな面もあるけどある女の一生を淡々と追いかけていた。

なんとなくボンドじゃないダニエルクレイグに会いたかったけどその欲求は満たされずに終わった。彼女や彼の人生を補完すると背景や何気ない会話にエピソードが現れていて知っていたらもっと発見があったのかなと思う。家族はこの作品を認めていないみたいだけれど。

誰もが一度は岐路に立つ。
仕事、結婚、出産。
何かと女にはタイムリミットがある気がする。したいこととできることを天秤に掛けて窓の外を眺めても答えは出ない。

久しぶりに図書館に行ったら普段は歩かないところに彼女の詩集があった。手に取ってみたけどその日はなんとなく戻した。しばらくしてやっぱり読みたいなと出かけたのにそんな日に限って休館日。今はコロナで閉館している。落ち着いたら向き合いたい。
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