“神は彼に満足なさった”
「トト・ザ・ヒーロー」や「神様メール」「ミスター・ノーバディ」など忘れられない独特の世界観をみせてくれるジャコ・ヴァン・ドルマル監督。
言わずもがなのダニエル・オートゥイユとダウン症の名優パスカル・デュケンヌ。
仕事一辺倒な男だったはずなのに、ジョルジュに振り回され、どんどん良い人になっていくアリーにちょっと笑ってしまう。エンディング前のミュージカル調シークエンスはやめて欲しかったけど…やっぱこの監督はちょっと変。
同じテーマの「チョコレート・ドーナツ」と同様に悲しすぎるストーリーだけど、後味はまったく違う。この作品もあとあと心に残るんだろうな。
あの1分間、2人とも何を考えてたのかな?