アメリカンヒーロー誕生前話として捉えたらとてもしっくり来るお話ですよね。
最初の列車事故の話から、何でこのオッさん急に鍛えてんねん、何の話やねんコレ!とモヤモヤしっぱなしでした。今から思うと明らかに15年早過ぎた映画かと。
MARVELやDCのヒーローがこれだけ市民権を得た現在では、ヒーローの派手な部分だけでなく実生活での苦悩や、ダークな感情などを描いても受け入れられる基盤が出来ていると思います。
当時観た僕は、ラストで「スーパーマン誕生物語やん!」と無茶苦茶興奮したのを覚えてます。映画としてはそこに至るまでの展開がかなりダラダラしてて、テンポ感が悪かったのが残念だったとは思います。
シャマラン監督のとある作品を観てる時に「何かこの作品の展開の変わり方ってアンブレイカブルみたいやな〜」って思いながら観てたら、ラストで同じ感じでビックリさせてくれて超興奮しました。